上海つれづれ その2 夜のスケートレッスン
どちらかといえば大人の街、上海。
高層ビルも、欧米人も、スポーツバーも、五つ星ホテルも
海知や翼知にはぜーんぜん関係ない。
カルフールに出かけても、「おっ、これぞ中国!」という品物があるわけでもない。
「お昼はマクドナルドが食べたいなあ」などと言っていた海知が目を輝かせたもの、
それはなんとインラインスケート!!!
しかも夜のレッスン!「夜の」という響きがいいみたい(笑)
親指という名のついた広場で夜の8時になると、あっちこっちから大きなかばんを
抱えた子供たちが親に連れられてやってきます。
コーンで仕切られたスペースが、スケートレッスン場に早変わり。
「やってみたいなあ」とぽつり。(言ったのは翼知!)
先生がしゃーとやってきて、「やってみようよ!」と海知の手を引いて
連れて行ってしまいました。
「ためしにちょっと」と始めたら、これがおもしろくておもしろくて
「やるやる!」とあっという間にのめりこんでしまいました。
通常、週末の夜に約1時間、半年から1年自由にレッスンするそうです。
それを「火曜日に帰るから、集中3日で基本を」とパパが先生と交渉して
マンツーマンのレッスンが始りました。
もちろん先生は中国人。
「中国語なんてわからへん!」と言っていた海知は、先生といろいろ交流したくて
いっしょうけんめいです。
「お願いしますってなんていうの?」「あしたも来ますってなんていうの?」と事前に
発音練習もして、ばっちり。
こどもの言語獲得はモチベーション次第、「この人と話したい」という目的があればokです。
レッスンを見ていた先生の彼女さんが、日本語を勉強中らしく、一生懸命
通訳もしてくれました。
先生が中国語で「*******!」
すかさず彼女が「足、あげて!」とフォロー。ありがたかったなー。
それに海知と翼知にチュッパチャップスも買ってくれて「はい、どうぞ」。
こうして3日間朝から通い続け、(朝も来ていいよって言われたので)
何とか基本をマスター。帰国前日の海知の足はばんそうこうだらけだったのです。
「中国でいちばんスケートがおもしろかった!来年も行ってスケートする」と
帰りの飛行機で話していました。
体を動かすのが大好きな海知。
レストランに座って大人の話を聞いているのなんてつまらない。
やっぱりこうでなくちゃ!
ホントは10月の下旬に上海に行く計画だったんですが、ちょっと事情があって延期になりました。たぶん来年かな。上海ガニを食べるのが目的だったんですよ。
とりあえずは海知くんと翼知くんの上海便りを楽しませていただきますね。
by (2007-08-30 16:00)
cocoa051さん、10月なら涼しいでしょうね。延期とは残念。
上海ガニには目もくれない海知と翼知でしたが、お菓子や果物は、いろいろ食べてきました、またブログ読んでくださいね^^
by とも (2007-08-30 23:21)
言葉の壁・人種の壁などモノともしない子供たち。
心が洗われます。。(TAT)
大満喫の旅で、夏休み最後を飾れましたねー。
by ぽんぽこぽん (2007-08-31 19:18)
ぽぽさん、本当にそのとおり!大人がわが構えてしまうとやっぱり壁ができてしまう、子供の心にはもともと壁なんてものは存在しないんでしょうね。
スポーツや音楽など言語以外の交流手段もたくさん!
by とも (2007-09-01 07:56)