SSブログ

にいにいがつくったハンバーグ

今日は翼知のお弁当の日。
「何がいい?」と聞くと「ハンバーグとおふ(麩のことね)がいい!」とのこと。

「海知がつくってあげる!」とにいにいの登場です。
2歳ぐらいからキッチンに立っていた海知、今までにも
翼1歳の誕生日のケーキとか、ホットケーキにクレープ、大福、ハンバーグ、カレーと
レパートリーを広げてきましたが、、、
小学校に入ってからは宿題に追われて、お手伝いどころではなく
私も海知もとっても残念な毎日なのです。

「じゃあ頼むわ」というと「よっしゃ!」と力強い返事。
「ママはてつだってくれんでいいし」というので、
「翼のお弁当用は一口サイズでお願いね」とだけ頼んでおきました。

あいびき肉にいためた玉ねぎ。
玉ねぎを切ってぼろぼろ泣いています(笑)
食パンをすりおろし器でいっしょうけんめいすりおろしてパン粉のできあがり。
牛乳に浸して、卵と一緒にまぜまぜ。こねこね。
塩コショウもちゃんとしている様子。

フライパンで焼いている音がしますよー。
火加減もよさそうな、いいにおいがしています。
翼はうれしくて、海知のうしろで高野豆腐を積み木みたいに
並べて遊んでいます。(あの硬さがいいみたいですね)
おっ、ケチャップとウスターソースを手にしてるところを見ると
今度はソース作りかな。

30分後、「できたでー」の声にいそいそとテーブルにつくと
じゃあん!ちゃんとハンバーグができていました。
今日の晩御飯用と、明日のお弁当用。
そして翼知のお弁当には、ちゃんとリクエスト通りの小さな小さな一口サイズの
ハンバーグが3つできていたのでした。
私の親指のつめぐらいかな?子どもの小さな手だからこそできるサイズですねえ。
うーん、おいしそう。

「そらちゃん、おいし?」とのぞきこむ海知に(顔にはお肉が飛んでいる!)
「にいにが作ったハンバーグ、にいにがつくってくれたー、
にいにバーグ、おいしい!」と笑顔でにっこり
答える翼知。
「にいにバーグ」とネーミングをつけてくれました。
なんともいえないほのぼのとした時間です。
おもちゃがなくても、テレビを見なくても、幸せは自分たちで作れることを子供たちが教えてくれます。

今朝、翼知の小さなトーマスのお弁当箱には
にいにバーグが3つちゃんと入っていました。
「まっすぐーまっすぐー」と大事に抱えて翼知は登園しました。

 

 

 


nice!(4)  コメント(8) 
共通テーマ:育児

いやだ!あかん!やめてーよ!

翼知のかわいい反抗期にてんやわんやの毎日です。


海知も私もおばあちゃんも振り回されて、翼知王様?いや皇帝?
海知はあきれて「そらち、というより、わがままち、とちゃう?」としぶーい顔。
「海知もそうだったよ」というと
「こんなにひどかった?」と怪訝な様子。みんな忘れていくのねー

さて、2歳児のど真ん中。
口癖は「いやだ」「あかん」「やめてーよ」「これ、おわち(=そらち)の」の4パターン。
「おふろはいるよー」 「いやだ」
「ごはん食べようよー」「いやだ」
海知が本を手に取ると「これ、おわちの!」
私がおはしをもつと「これ、おわちの!」
抱っこしようと思ったら「やめてーよ」
お茶碗を片付けようと思ったら「あかん」

万事がこの繰り返し。
もうおかしくて、おかしくて、おかしくて。
「お買い物に行こう」と「アンパンマンの本を見よう」だけがOKなのです。
ちゃんとわかってるんだなー。

     

思いっきり「いやだ」をしたあと、きっと素直な?3歳児になるのかな。
楽しみだな。
大事な大事な成長の過程をちゃんと歩いている翼ちゃんです。


nice!(1)  コメント(2) 
共通テーマ:育児

重なった運動会

10月6日
海知の小学校と、翼知の保育園の運動会が重なってしまいました。
あー最悪だわ。
翼知の成長ぶりも見たいし、それにやっぱり観客席にママの顔があったほうがいいのでは?
でも海知は骨折を克服しての(まだ完治してないし)運動会だから
やっぱり応援してあげたいし、、、しかも
走ってはしごできるほどの距離じゃない。

どうしよう?と考えた結果
パパと翼知→保育園の運動会に出て、終わったら(翼知のクラスは1時間ほどなので)
小学校に行く、
私と海知→小学校の運動会に出て、パパたちを学校で待つ
としぶしぶ決めました。

翼知、無表情で固まってたそう。
でもパパと親子競争でちゃんと楽しめた、とおばあちゃんの話。
終わって小学校に飛んできてくれました。

海知、私は不覚にも涙が出てしまいました。
骨折した左手を上にあげて、右手で組体操のブリッジをしてるじゃあないの!!!!
私には、「組体操は横に座ってみてる」と言ってたのに
すべてに参加して、(先生の配慮で、タワーのてっぺんだったけど)
踊って、まわって、太鼓たたいて、マスゲームに出て、組体操の扇や船や
タワーにブリッジ、、と大活躍。ちっともハンディを感じさせません。

「か、か、かいちゃん、、、、」
デジタルカメラの映像がにじんでにじんで水滴がついて困りました。
親が言うのはなんだけど、すごくいい顔でした。
骨折しての運動会、何か得たみたいにふっきれた顔で
いっしょうけんめい走っていました。
50メートル走も1位だったし、リレーでもぬかしてたし、おみごと!

お昼にみんなで大集合して

                    
おじいちゃん、おばあちゃん、パパに翼知(保育園からのダッシュ組です)
さゆりになえ、さゆりのママに私の8人でお弁当を食べました。20個のおにぎりが
あっという間になくなりました。おかずもぴかぴかです。
海知と翼知は走り回って大笑い。
そのあと、午後の部の準備があるから、とさーっと走って行ってしまった海知が
なんだか遠い少年になってしまったかのようでもありました。
翼知が追いかけます。「にいに、待ってー」

運動会、いいなあ。
子どもたちのうねりを感じました。
やっぱり子供ってすごいパワーを持ってるんだわー。
太陽の下、仲間と一緒に思い切りそのパワーを全開させて、
どの子も本当に生き生きとしていました。

運動会、いいなあ。
保育園の運動会は、日常にプラスアルファでがんばらないけどちょっとがんばる、という
すごく自然な運動会で大好きだった
小学校の運動会は200%の力を出し切って、これでもか!これでもか!という
感じで、終わった後の満足感はすごいだろうなあ。

親になって、ちょっと違った角度から運動会を再体験できるのは一種の幸せです。


 


nice!(1)  コメント(2) 
共通テーマ:育児

とうとうパンツマン

翼知、2歳6か月。
とうとうパンツマンになってしまいました。
そう、おむつくんさようならああああああああああーなのです。
夏前から、紙パンツをはきたがらなくなり
(あのゴムの部分がぴったりおなかやおしりにくっつくので
猛暑では暑いし、痒いし、だったのでしょう)
海知兄ちゃんと同じ「パンツ、パンツ!」になったのでした。

海知の昔のパンツをごっそり出してきた。
あるわ、あるわ、、トーマスにアンパンマンにドラえもん。
飛行機に働く車の数々。

  
翼知が目を輝かせたことはいうまでもありません!
しかもはいてみると、やわらかーくて涼しくて履き心地もいい。
その日から「パンツマン」になりました。

でもそのままおしっこをしてしまう。
「おしっこ出たーあ」と気持ち悪くて大泣きです。
「うわあよかったね。いっぱいでたね。おしっこ出たって教えてくれてありがとうね」
といってにっこりすると、翼知もにっこり。
とにかくうちはほめまくり!
海知もいっしょに「おっスゴイ!そらちゃんえらいなー」とほめほめ。
翼知、すっかり「ボクはいいことしたゾー」の気分です。(笑)
「いっしょにふきふきしようね。さあ、新しいパンツはどれにしよう?」
というとすっかり機嫌もなおって、次のパンツを四苦八苦はいています。
そんなこんなで家じゅうおしっこだらけ!!
1日にほす小さな小さなパンツは8~10枚。
ずらっとならぶ小さなパンツはなかなか壮観で
翼知の成長を感じる瞬間でもあります。

おむつ→パンツへの移行は、親だけでなく子どもにとっても
大きな大きな一歩を上がっているかのようです。
翼知、最近すっかりお兄ちゃんになりました。
「ぼくはぱんつまーん」という自信でしょうか?
よく食べます(いや、これは前から)
よく話します(ちょっとぐらい静かにしてよー)
よく笑います(こりゃいいことだ)
よく遊びます(うんうんこれもいいこと)
毎日元気で楽しそうです。

すっかりルーティンもできあがりました。
「おしっこ出たあー」→パンツをぬぐ→おまるに座る→新しいパンツをはく
→雑巾を持ってきておしっこをふく
いっしょうけんめい拭いている(実はおしっこをさらに広げているだけ、のような気もするけど)
のもなかなか可愛いです、うんうん。

そんなに早くパンツにならなくてもいいよー
ゆっくりのんびりゆっくりのんびり。
翼知が急に少年の階段を走って登っていくような気もして
さびしく思ったりする、あー母親って本当に矛盾だらけだわ。


 


nice!(4)  コメント(8) 
共通テーマ:育児

!海知骨折!

いつものように元気に学校から帰ってきた海知。なぜか元気がない
「ママ、腕が痛い」という。
左手首をさすっている。
聞くと「うんていからとびおりて、ぐねった」らしい。
腫れてもいないしなあ。
いつもは「痛い」「しんどい」と言わずに我慢してしまう海知が
しつこく「痛いなあ」というし、、
念のために整形外科へ行きました。
レントゲン写真を見てびっくり。「こりゃあ骨折ですな」と先生。
とはいえ、若木骨折といって、力がかかった側の骨だけが折れる
子どもに多い骨折です。
ギブスをはめて、力なくにんまり笑っている海知ですが
運動会の組体操練習に参加できないことがわかると
超うなだれて、、、がっくり。

がっくり
やっぱりがっくり

今朝、翼知を保育園に連れて行ったら
柳先生に会って骨折の話をしてたら
「えっ!実は卒園児の骨折が続いてるのよー」とびっくりされて。
ちょうど横には、夏に骨折した光ちゃんのママと、春に骨折した
ゆうきのパパがいて。みんなで顔を見合わせて????
かっちゃんとゆういちろうも骨折したらしい。
みんな卒園児。
骨折連鎖?まさか。
柳先生にお祓いとお清めを頼んできました(笑)

組体操、残念だな。
でも骨折したからわかること、感じることもきっとあるはず。
さっき学校のお友達のお母さんから「大丈夫?うちの子がとても心配していて、、」と
心やさしいお電話がかかってきました。
今日保育園に翼知を迎えに行ったら、先生たちが口々に「お兄ちゃん、大丈夫?」と
海知に声をかけてくれました。
そんな優しさも心にしみます、今だから。

骨折はちょっと痛い経験だったけど、2週間後には笑い話になるかな。
そのギブスに思い切り絵を描いて、写真をとって、さてそれからどうする?(笑)


 


nice!(2)  コメント(4) 
共通テーマ:育児

上海つれづれ その5  継承語ー2言語環境に育つ子どもの言語獲得

国際結婚家庭に共通した悩みだと思うけど
今日は2言語環境に育つ子どもの言語獲得の話。
海知と翼知は、パパが中国語で私が日本語だから
その接触量に違いはあるけれど、いちおう2言語環境に育つことになる。
すると
会った人はみな,日本に住んでいるこの二人が中国語で話せるだろうと思っているし
中国語を話したいだろうと決めてしまっていることが多い。
二人がパパとは日本語で話し、中国語が話せないとなると
決まって(特に中国の人は)
「どうして中国語を教えなかったの!」
「どうやってコミュニケーションするの?」と聞いてくる。
ひどい人は「1年ぐらい中国に住んだらどう?子どもだけでも」と
これまた無責任なことをいう。

私は、この分野がいちおう専門なので答えたいことが山のようにあるけど
中国語で説明できないし、まして話してもわかってもらえないことのほうが
多いからいつも黙っているけど、、、

大概の人は、パパが中国人=子どもは中国語が話せる、話すべきだと思っているようだ。
でもそれは大きな間違い。というか、そうなるためには親の努力が必要になる。

3月に名古屋外国語大学でバイリンガル教育の第一人者である
Jim Cumminsの講演があった。
その中で印象的だったのは、アメリカに移住した韓国人家族の話。
要旨は
「子どもに英語力をつけさせるために、ある韓国人家族がアメリカに移住した。
子どもたちは現地で努力してネイティブと遜色ない英語の発音や文法力を身につけ
学校生活を送っていた。家では、韓国語もつかうけれどやっぱり彼らにとっての
生活言語は英語にとってかわっていた。そこへ、韓国に住んでいる祖父母が孫に
会いにアメリカにやってきた。ところが、韓国語で交流できず、また目上の者を敬うという
韓国の文化をもあまり身につけているように思えない孫を見て、祖父母は自分の息子、
つまり子どもたちの父親を殴った」というものだ。


この話は別段珍しいものではない。どちらかといえばよくある話。
そしてたぶん我が家もこの例だろう。
言語獲得プロセスや言語環境は、個々によって違うので一般化はできないけど
だいたい子どもは自分が学校や幼稚園という自分の所属する社会で
生きていくのに「何語を話したらよいか」が本能的にわかっている。
先程の例なら英語、うちの例なら日本語だ。
それ以外の言語は、はっきりいえば後回し。
ただ、親のどちらかが社会言語を話せない場合は、交流のために
親の言語を話し続けていくことができるかもしれない。

私が長期にわたって観察している、中国残留孤児の子どもたちがいる。
親が中国語しか話せないのに、小学校や中学校に通う子供たちのほとんどは、
もう日本語しか話さないし、話せない。
だから親との間にコミュニケーションギャップに起因するさまざまな問題を抱えている。
だって誰と中国語を使うというのか?いとこだって友達だってみんな日本語。

子どもの言語能力を考えるとき、
学習言語 と 生活言語 の2種類からみなければいけない。
一般の人が見た「すごいなー、あの子はべらべら外国語を話してるよ」というのは
生活言語、日常で使う言語のこと。
日本の子供だってお父さんの仕事で海外に居住するとあっという間にその国の言葉で
話せるようになるのがその好例。親はびっくりして「子どもはあっという間だから」というけど
だからといってその言語で本が読めたり、作文が書けたり、、というのは別問題。
これを学習言語という。
生活言語の獲得には、早い子どもで数か月、ふつうは1年ぐらい。
しかし、学習言語の獲得には5~6年かかるといわれている。
しかも学習言語は、生活言語の確立の上に発達するものだから、日常の言語が
話せないうちは、学習にはついていけない「落ちこぼれ」になってしまうのだ。

ただし!
母語で学習経験を持つ子どもはまたちがう。
たとえば日本で3年生まで学校に通った子供は、学習の仕方や態度、ストラテジーを
体得してるし、認知力が発達している。
英語で???でも、日本語に置き換えたりすると授業にはついていけることが多い。
そんなサポートを受けている間に、生活言語が発達していってそのうち
現地化したといわれる子どもになっているのである。
そしてその閾は11歳といわれている(本当はもっと早いかもしれないけど)

バイリンガルでいなければいけないのかな。
2言語を流暢に操らなければいけないのかな。
母語がしっかり獲得されていて、認知力や思考力があって、
学習に意欲があって、、、だけではだめなのかな。

今回海知は中国で膀胱炎みたいな症状になった
5分おき、ひどいときには1分も待たずトイレに行ってちょっとだけおしっこをする、の繰り返し。
飛行機が離陸するその瞬間に「トイレ行きたい」と言って、スチュワーデスさんに
「もうちょっと待って」と言われたことも。
中国滞在中それはずっと続いていた。
車でもいざというときのためいつもビニール袋を準備していて実際使ったことも。
帰国後受診したら全く問題なく、おしっこも健康で、
先生も「????うーん、心理的な問題でしょう」とのこと。
ユーモアが好きで人を笑わせたり、その場のムードを盛り上げたりするのが
大好きな海知は、それが中国語でできないことできっとジレンマ、葛藤を抱えていたのだと思う。
誰も知っている人がいないトルコとかメキシコならいざしらず、中国で会う人は
みんな海知を知っていて、じゃんじゃん話しかけてくる、しかも中国語を期待してるから、
きっと辛かったんだと思う。そして「いやだ、話したくない」と言えない海知の
表現方法が膀胱炎だったのだ。
海知は「じゃーん」と中国語で答えてみんなをびっくりさせたい、でもできない。
すると今度は片言の日本語で質問が飛んでくる。
「上海はどう?」「上海はおもしろい?」
それがまた海知にはおもしろくない。

パパもずっと上海にいて、日本語で一生懸命学校に通って勉強している海知が
ぺらぺら中国語を話せるわけない!
大人だって今シリアに行って、シリア人に会って、「さあ、******と言いなさい」と
毎日シリア語を押しつけられて素直に発問してみても「こりゃなんだ?」と思って
内心おもしろくないにちがいないのだ。
好奇心旺盛で、「今のはどういう意味?」と食いついてくる人もいるだろうし
海知みたいにほっといたほうがいい場合もある。
ほっといたら、ひとりでぶつぶつ練習したりして、現にスケートの先生とはちゃんと
コミュニケーションしていたのだから。

ずいぶん長くなったけど、
海知にとって、中国語は「母語」でもなく「外国語」でもなく、「継承語」なのである。
これはカナダやオーストラリアのHeritage Languageから来ている。
親の言語や文化を受け継ぐという意味だけど、必ずしもその言語で勝負していく必要はないのだ。
アイデンティティの変容に応じて、自ら学び始めるかもしれないし、あるいは拒否するかも
しれない。でもそれでいいと思う。
それぐらい気楽にいかないと、海知は来年は上海に行かないかもしれないなあ、と
私はちょっと心配です。
でも「おりこうさん」が好きな海知は、「パパ、来年も上海に行く!」と言って
パパを喜ばせています。

今回はもう自分をしっかり持っている小学生の海知にとって
ちょっと試練の中国でした。
言語問題は、本当は親がちゃんとサポートしないといけないのだ。
言語をはく奪された経験のない日本人はどちらかといえば「その場まかせ」になっていると
よく指摘されるけど、私も本当にそのとおり。つくづく反省です。





nice!(2)  コメント(8) 
共通テーマ:育児

上海つれづれ その4 小さなお友達リクくん

リクくん3歳。
パパは中国人でママは日本人。現在上海在住。
リクくんのパパとうちのパパが友達で、かれこれ5年?ぐらいの仲良しです。
リクくんのパパさんとママさんの結婚式に出席したとき、
海知はちょうど今の翼知ぐらいでした。
リクくんのママさんは、結婚してどんどんきれいになっていく感じです。
「ママ」さんの優しい笑顔が光ります。

1年に1回会えればいいほう、のリクくん。
今回上海のおうちにお邪魔してきました。
おうちは上海の中でも日本人の駐在員が多くすむ一角にありました。
海知のパパのおうちから、車で1時間以上かかって(ラッシュアワーに
ひっかかったみたい)みんな車の中でぐったり。
でもやっと着いて、「こんにちはー」とドア越しに声をかけると
にっこり笑顔のリクくんが見えて、、、疲れもふっとびました!

大きくなってる!
前にあった時は、いちごをスプーンでつぶしてモグモグ食べてたリクくんが
こんなに大きくなってる!
上海に来てからおとなばかりの中で本領発揮できなかった
海知は早速「おい、リク、こっちや」と呼び捨てにし、一緒に
風船をふくらましたり、持ってきたカブトムシで遊んだり。
リクくんも海知のペースにちゃんと呼応して楽しそう。
翼知はリビングに広げられているトーマスとその線路に
吸い寄せられるように座り込み、機関車を動かして遊んでいます。
そういやあ、日本を出てからこんな風に遊んでないものね。
「ごはん食べに行くよ」と呼んでも「イヤダ」の一点張り。

いっしょにご飯を食べた帰り道、
真っ暗な広場で滑り台を見つけ、はしゃぎまわる3人。
子供はやっぱり子供同士が一番楽しい。
海知も翼知も、そしてリクくんもテンションが高くなってげらげら笑っています。
「またリクのおうちに来てね」という可愛いおさそいに
「絶対行く!」としっかり約束してきた海知でした。

リクくんのママは、来年3月に赤ちゃん誕生予定。
あのリクくんがお兄ちゃんになります。どんなお兄ちゃんになるのかな。

旅行先でお友達のおうちをたずねられるなんてとても幸せです。
そしてその家族がにこにこと幸せそうに暮らしているのを見るのは
とても気分のよいものです。
海知にとって上海は「パパがお仕事をしている街」だったけど、そこに
「リクくんもいるところ」が加わりました。


nice!(2)  コメント(6) 
共通テーマ:育児

上海つれづれ その3 マクドとスタバとフランスパン

外国へ行って楽しみなのは、やっぱり食べること!
私は、その国のコーヒーを飲んでみるのも楽しみの1つ。
さてさて、上海で、、、、

おなじみ「M」のマークに「あっ、マクドのポテトや!」と反応した翼知。
さっそく行ってみました。
カルフールの地下1階、フードコートの横にでーんとマクドナルド。
メニューはほとんど同じに見えて、実は微妙に違う。
私の教えている留学生がよく「なんで日本にはエビのバーガーなんてあるの?」と
聞いてくるぐらいなので、もちろんエビバーガーはなし。
そのかわり、いろんなお肉のバーガーがあるよ。
それに飲み物のデカイ。オレンジジュースも炭酸でした。

海知と翼知はそろって「ハッピーセット」をオーダーです。
メニューを指さしていけば、子どもでもちゃんとオーダーできます。

チーズバーガー + ポテト + クーのオレンジ

どんなおまけがついているのかしらん??と興味しんしんでしたが
パンダのイラストに「2008北京オリンピック One world, One dream」と
ロゴのついた写真立てでした。パンダのイラストは3Dです。
日本を出る前のマクドのハッピーセットのおまけが、ミニゲームだったので
この写真たてを見た時の海知の反応は「???これ、おまけ???」でした。
なかなかレトロな味わいで、愛国心を鼓舞してるような感じ。

しかし、肝心のお味は?
んんんん??パンが固くてぱさぱさしているのが難点。
お肉は大きいけど、味がなんだか、微妙に違う、なんだろう?
ポテトをあげている油が臭い。
子供は正直なもので、二人とも一口食べて残してました。

マクド推進派ではないけど、こうやって日本で食べているものを
外国で味比べしてみるのもおもしろいと思います。
海知は「同じマクドなのにぜんぜんちがうなあ」と感想を言っていました。
ちなみに中国では、マクドよりケンタッキーのほうが人気みたい。
どこも長い行列ができていました。
それから、ファーストフードではないけど、「味千ラーメン」が
いたるところに!上海だけで100店舗もあるとか。
日本風だけど、お客さんはみんな中国人だったわー。
メニューを見たら、
から揚げラーメン
天ぷらラーメン

牛肉ラーメン
というように、ラーメンの上に「これでもかこれでもか」と具が載っているのが
どうも受けているよう。
日本人にはちょっとばかりグロテスクです(笑)

そのあと、いそいそとこれまたカルフールの隣のスタバへ。
去年「ここからの景色は最高!」と絶賛されている外灘のスタバへ行ったけど
「これ、本当にコーヒーですか?」と聞きに行ったほど、まずかった思い出があります。
ここはどうだろう????
お客さんは、中国人と欧米人の半々ぐらい。ということは味は大丈夫?
まずは普通のコーヒー。
「ん?こりゃなんだ?お番茶?麦茶の濃いやつ?」
やっぱりまずい。がっくり。
次の日も懲りもせずまたやってきて、
コーヒーフラペチーノ。
「ん?これはOK。ほとんど同じ味」冷たいものはOKのようです。
あーやっぱりあったかいコーヒーが飲みたいよーと思いつつ
隣のパン屋さんで試しに頼んでみたらカプチーノがおいしかった!
しかもオープンカフェなので、翼知も走り回ってもOK。
海知のスケートレッスンを見ながら、ふわふわの泡がこんもりのった
カプチーノをいただいて満足満足。
昔はなかったフランスパンのお店があちこちにあって
大盛況。一人のおばさんがトレイに30個ぐらいのっけてます。
誰が食べるんだろう?
品ぞろえも豊富。雑穀パンや麦パン、エピや全粒粉パン、バゲットにあんパン、
クリームパン、デニッシュと何でもありました。
カルフールの下のパン屋さんには「アンパンマンパン」もあったよ!

おなじみの食べ物や飲み物の味比べでした。


nice!(1)  コメント(4) 
共通テーマ:育児

上海つれづれ その2 夜のスケートレッスン

どちらかといえば大人の街、上海。
高層ビルも、欧米人も、スポーツバーも、五つ星ホテルも
海知や翼知にはぜーんぜん関係ない。
カルフールに出かけても、「おっ、これぞ中国!」という品物があるわけでもない。
「お昼はマクドナルドが食べたいなあ」などと言っていた海知が目を輝かせたもの、
それはなんとインラインスケート!!!

   

しかも夜のレッスン!「夜の」という響きがいいみたい(笑)
親指という名のついた広場で夜の8時になると、あっちこっちから大きなかばんを
抱えた子供たちが親に連れられてやってきます。
コーンで仕切られたスペースが、スケートレッスン場に早変わり。
「やってみたいなあ」とぽつり。(言ったのは翼知!)
先生がしゃーとやってきて、「やってみようよ!」と海知の手を引いて
連れて行ってしまいました。
「ためしにちょっと」と始めたら、これがおもしろくておもしろくて
「やるやる!」とあっという間にのめりこんでしまいました。

通常、週末の夜に約1時間、半年から1年自由にレッスンするそうです。
それを「火曜日に帰るから、集中3日で基本を」とパパが先生と交渉して
マンツーマンのレッスンが始りました。
もちろん先生は中国人。
「中国語なんてわからへん!」と言っていた海知は、先生といろいろ交流したくて
いっしょうけんめいです。
「お願いしますってなんていうの?」「あしたも来ますってなんていうの?」と事前に
発音練習もして、ばっちり。
こどもの言語獲得はモチベーション次第、「この人と話したい」という目的があればokです。
レッスンを見ていた先生の彼女さんが、日本語を勉強中らしく、一生懸命
通訳もしてくれました。
先生が中国語で「*******!」
すかさず彼女が「足、あげて!」とフォロー。ありがたかったなー。
それに海知と翼知にチュッパチャップスも買ってくれて「はい、どうぞ」。

こうして3日間朝から通い続け、(朝も来ていいよって言われたので)
何とか基本をマスター。帰国前日の海知の足はばんそうこうだらけだったのです。
「中国でいちばんスケートがおもしろかった!来年も行ってスケートする」と
帰りの飛行機で話していました。

体を動かすのが大好きな海知。
レストランに座って大人の話を聞いているのなんてつまらない。
やっぱりこうでなくちゃ!


nice!(3)  コメント(4) 
共通テーマ:育児

上海つれづれ その1 子連れの飛行機

うだるような暑さの上海から帰ってきましたー!
「暑い」なんてもんじゃない、あの暑さはなんだ?
気温は35度か36度ぐらい?でもねったりとまとわりつくような湿気に加えて
連立する高層ビルの間の無風、それにモーレツに稼働しているエアコンの室外機の熱風、
そして延々と続く車の渋滞、、、、、どれもこれも暑さに拍車をかけていて
出発前の京都の暑さもふっとびました。

1年半前、海知6歳、翼知1歳で上海に行ったときは、とにかく移動が大変。
ハイハイしたい翼知にもうみんな振り回されて、、、だったのに
今年はどうだい!はるかも飛行機も空港の待合室もへっちゃらだい!の二人です。
      

子連れの旅に欠かせない小袋のお菓子、絵本、おもちゃの準備もばっちりでの出発でしたが
今回いちばん翼知がはまったのは、「めばえ」という幼児雑誌。
付録のおもちゃを組み立てたり、それで遊んだり、飽きたら本誌を読んで、、と
時間つぶしにはもってこい。
海知は「イチロー」です。

機内でもしずかーに座って、海知はテレビで「スパイダーマン」を、
翼知は「シュレック」を見ていて、、、私は出番なし。
ひとりで宮部みゆきさんの「楽園」の上下を読破しました。子連れの機内で本が
読めたのは今回が初めて!「手がかからなくなってるんだわ」とちょっとした感動です。
機内食もちゃんといただいて。
なんといってもチャイルドミールは一番にやってくる!おもちゃもついてる!
二人が喜ばないはずがない。
飛行機の風船とポケモンのタオルをもらってにこにこと過ごす二人に
「あー、帰りの飛行機までずっとこうやってにこにこと過ごせますように」と
願う母でした。
あっという間の1時間50分です。離発着で大泣きだった1年前がうそのように
シートベルトをして座っている翼知は、窓の外を見て
「あっ、飛行機が見える!」「あっ、雲や」と大喜び。

上海空港の独特のにおいがします。
出口でパパを見つけ、
「パパー、パパー、パパー!」

大絶叫で走り寄る二人に周りの人もびっくり。パパはこんなに呼ばれてうれしかったに
ちがいないと思うのです。
久しぶりの再会です。大きくなった二人にパパもにっこりです。
しかし暑い。

上海つれづれ、いろんな人に会いました。
いろんな体験をしました。いろんなものを食べました(いや、食べてないか、海知も翼知も
外のごはんはほとんど食べられず、部屋に戻って生協のラーメンをつるつると
食べ、もずくスープを飲んでいたのです!)
いろんなところへ行きました。
いろんなことを考えました。
少しずつお伝えしたいな、と思います。


 


nice!(2)  コメント(4) 
共通テーマ:育児

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。